我が家は中古の建売住宅。
Instagramで見るようなおしゃれな洗面所には憧れますが、リフォールでもしない限りそれは難しいので、
現状で収納スペースを確保する方法を考えなければなりませんでした。
フリーラックもいいけれど、やっぱり少しでもおしゃれにしたいという思いで、
DIYで収納棚を作成することにしました!
今回はその方法についてご紹介したいと思います。
Contents
建売住宅の洗面所
我が家の入居前の洗面所はこんな状態でした。
収納場所がないので、タオル類は床にカゴを置いてその中に入れ、洗剤類は窓の前に置いていました。
とにかく、タオル置き場がないのは不便でしょうがない!
でも、DIYで棚を付けたいと考えた時に問題点がいくつかありました。
- 小さい窓があるため、その前には棚を付けられない。
- 浴室ドア横の壁に棚を付けると、浴室照明のスイッチ、浴室乾燥の操作パネルが邪魔になる。
という何とも残念な配置にガッカリしてしまいます(笑)
正面の窓の前に付けられなくはないですが、なるべく窓の前のスペースは空けておきたい。
洗濯機を左右どちらかに寄せて、その隙間に収納ケースを置く方法も考えましたが、
洗濯機の排水口がこれまた微妙な位置にあって右側に寄せられないのですよね。
左側(洗面台側)に寄せて右側に収納スペースを確保することは出来るけど、
収納ケースを置くならできれば左側の方が使いやすそうだから、左がいいな。
というこだわりも出てきてしまいました。
そうなると、収納ケースは諦めて浴室スイッチ側の壁に棚を取り付けるのが一番いいかな?
と色々悩んだ末、スイッチをよけつつ棚を取り付けることにしました!
洗面所の可動棚の取付方法
棚の位置とサイズを決める
蛇口の位置がこれまた微妙な位置にあるので(笑)、奥側にめいっぱい寄せて棚を作ることはできません。
かといって、蛇口の上の位置が1段目だと高すぎてしまうので使う時に不便かなと。(3段の棚にしたいので)
蛇口をよけつつ、洗濯機に当たらないギリギリの位置で取り付けることにして、マスキングテープで印をつけます。
用意するもの
- 棚板×3枚
- 棚柱×2本
- 棚受け×6本
- 棚柱、棚受け取り付け用ビス
- 電動ドリルドライバー
- 下地探しどこ太
- プラスドライバー
- ボードアンカー
- マスキングテープ
- 水平器
棚板
棚板はホームセンターで15mm厚みのパイン集成材を購入し、希望のサイズでカットしてもらいました。
棚のサイズはかなり悩みましたが、奥行はバスタオルを畳んで置いてギリギリ収まるサイズということで25cm、横幅は68cmにしました。
棚柱、棚受け、ビス
ロイヤルチャンネールサポートという商品の口コミが良かったので、今回はそちらを使ってみることにしました。
私は長さ900mmのものを使用しましたが、600mm、1200mm、1500mm、1820mmまでサイズがあるので、取り付けたい棚の高さに合わせて選べるのはいいですね。
棚板の奥行が250mmなので、棚受けの長さは200mmにしました。
こちらも50mm刻みで150~600mmの長さまであるようです。
棚柱取り付け用と棚受け取り付け用のビスもそれぞれ購入。
本数はかなり入ってますが、いずれ棚板を増設するかもしれないし、お安いので良しとします(笑)
下地探しどこ太
こちらもお馴染みの下地探しの「下地探しどこ太」
ボードアンカー
下地が入っていないところはネジが効かないため
今回は口コミの評価が良かったこちらを使用しました。
棚板を塗装する
板はそのまま使うこともできますが、少し色をつけたかったので塗装をします。
用意したのはこちら。
- オイルステイン
- 水性ウレタンニス
- ハケ
- 紙やすり
- スポンジ
ナチュラルな色合いにしたかったので、和信ペイントのオイルステイン(メープル)を使用しました。
また、洗面所で使用するので、しっかりと防水加工したかったため、水性ウレタンニスを仕上げに使いました。
こちらも和信ペイントのものです。
まずは、カットしてもらった面のヤスリ掛けをします。
次に、オイルステインをスポンジで塗ります。
本当はハケを使いたかったのですが、1本しか自宅になかったのでその1本はニスに使用して、こちらはスポンジを使うことにしました。
スポンジでも問題なく塗ることができました!
元々のパイン集成材(右側)と比べてみると分かりやすいですが、色味が思ったより濃くでたため1度塗りだけにしました。
乾燥させたら、水性ウレタンニスを2度塗りします。
こちらはサラっとして塗り易かったです。
乾燥させたら棚板の準備はOK!
棚柱を取り付ける
水平器が無かったので、五円玉に紐をたらして垂直になっているか見ながら棚柱の位置を決めます。
ただ印をつけるのが結構難しかったです。
棚柱のビス穴が小さいので鉛筆で印をつけられず、ビスを押し込んでついた穴で印をつけたのですが、
穴が目立たず分かりづらかったです。
印をつけたところを電動ドリルで下穴を空けます。
左側は下地が入っていなかったのでボードアンカーをドライバーで打ち込みます。
ボードアンカーの上からビスで留めます。
いったんボードアンカーを付けると後戻りできないので、再び水平を確認しながら慎重に作業します。
というのも、水平を確認したつもりがやっぱりズレてしまって、後々棚板がハマりにくいという状態になってしまいました(汗)
なので、五円玉でなくしっかり水平器で確認したほうがいいなというのが反省点です。
右側は下地が入っているので、そのままビスで留めます。
やっぱり、残念な位置にあるスイッチたち・・・(泣)
棚板に棚受けを取り付ける
棚受けをいったん棚柱に取り付け、その上に棚板を置いてビス穴の位置に印をつけます。
印をつけたところに、貫通しないように気を付けながら下穴を空けます。
私は棚板を乗せたままの方がやりやすかったので、
この状態で下からドライバーでビスを締めました。
3段分ビスを止めたら完成です。
パネルとスイッチの間に棚板が来るようにしました。
この前に物を置けないという問題が出てくるけど、仕方ないですね。
とりあえずタオル類を置いてみました。
統一感なさすぎなタオルですが・・・いずれ色を揃えたいな。
今まで床にカゴを置いてタオル収納してたので邪魔だし取り出しにくく不便でしたが、
棚に収納することによりスッキリして、取り出しやすくなりました!
棚板の色も、濃すぎたかな?と思ったけど今では気に入っています。
最後に
今回一番難しかったのは、下地がないところへの棚柱の取り付けでした。
ボードアンカーの位置を正確に取り付けないと、ビスを打ち込むときにズレて調整が大変になってしまうので。
あとから思ったのは、一番下の棚だけ棚板の奥行を狭くして洗剤などを置く用にしてもいいかな?
しばらくはこれで使ってみて、気になるところがあれば改善していきたいと思います。