建設業経理士

建設業経理士2級の難易度は?私が独学合格した勉強法を解説

もちみ
日商簿記2級は取得したけど、建設業経理士2級って難しいのかな?

こんな疑問を持っている人は少なくないと思います。

ここでは、日商簿記2級を合格したあとに建設業経理士2級に合格した筆者が、建設業経理士2級の難易度や勉強方法について解説していきたいと思います!

建設業経理士2級の難易度

まずは、日商簿記(2級・3級)と比較した時の難易度を検定試験の合格率から見ていきます。

過去10回分の平均合格率を比較すると、日商簿記2級が一番低く(20.5%)、次に建設業経理士2級(41.5%)、日商簿記3級(48.4%)となっています。

建設業経理士2級と日商簿記3級はそれほど大差はありませんが、日商簿記2級はかなり難しいことがわかりますね。

ちなみに私が取得している資格は日商簿記(2級・3級)ですが、実際に勉強したり試験を受験してみて感じた難易度を難しい順に書くと以下の通りです。

  • 日商簿記2級
  • 建設業経理士2級
  • 日商簿記3級

やはり日商簿記2級は範囲も広いですし、捻った問題も多いので一番難しかったです。

それに比べて建設業経理士2級は、最初は見慣れない勘定科目や出題形式に戸惑うこともありましたが、基本的な問題が多いので慣れてしまえば点数は取りやすいと感じました。

 

建設業経理士2級の勉強時間

これは人によってそれぞれだと思いますので、一つの目安としていただければと思います。

ちなみに私は、日商簿記2級取得から半年経過してから勉強開始したので忘れていることも結構あって、「あんなに勉強したのに・・・」と少しショックを受けていました(笑)

そんな簿記に対して少しだけブランクのある状態からのスタート。

 

長期間かけて勉強するのが苦手なタイプなので、短期集中型で試験日の50日前から勉強開始しました。

(9/12が試験日だったので、7/25から勉強開始しました。)

 

仕事と家事・育児の合間を縫っての勉強だったので、1日の勉強時間は少ないときは30分、多いときは2時間ぐらいで、合計66時間でした。

勉強の内訳(時間配分)はこんな感じ。

  • テキストを読む(10時間)
  • 問題集を解く(21時間)
  • 過去問題集を解く(35時間)

 

私は中途半端が嫌だったので十分な勉強時間をとっていますが、もう少し短くても合格ラインには達していたかなと思います。

 

建設業経理士2級の勉強方法

では勉強方法について解説していきます!

日商簿記の時もそうでしたが、私は今回も独学で勉強しています。

独学は費用がテキスト代以外かからないというのが一番のメリットですが、疑問点があっても自分で解決しなければならないので、そういうのが苦手な人は通信講座などを利用してみてもいいかもしれません。

①テキストを読む(1周目)

まずはテキストを1周読んでいきます。

私が使用したテキストは、日商簿記でもお世話になった「スッキリわかるシリーズ」です。

こちらのおすすめポイントとしては

  • イラスト仕立てでネコのキャラクターが説明してくれるのでわかりやすい
  • 多くの人に支持されているので安心して使用できる

 

1周目を読み始めて途中、「ん?ナニコレ?」と思うところも出てくるかもしれませんが、気にせず飛ばしてしまってOK。

理由は、最初から理解しようとするより、ある程度全体を掴んでからの方が理解しやすいから。

(1周目から完璧に理解しようとすると時間がかかってしまうし、理解したとしても結局知識として定着せずに忘れてしまうことが多いです。)

 

ちなみに私は、通勤時間を利用してテキストを読んでいました。

読むだけならどこでもできるし隙間時間を使えるので、進めやすいですね!

 

日商簿記の範囲と被っているところで覚えている論点などは、さらっと読む程度にして、だいたい1日30分~1時間の勉強を1週間ほど続けて1周目が読み終わりました。

 

②テキストを読む(2周目)

一通り読み終わったら、もう1度テキストを読みます。

1周目と違うところは以下の通り。

  • 論点ごとに見出しを付ける
  • 重要なポイントは蛍光ペンでマーカーを付ける

論点ごとに見出しを付ける

見た目はあんまり綺麗ではないですが…私はこんなふうに付箋で見出しをつけました。

インデックスシールなどで見出しを付ければ、もう少し見やすくなると思います。

テキストには目次があるのにわざわざ見出しを付けるの?と思われる方もいるかもしれませんが、確かに目次を見れば見たい論点を探すことは出来ますね。

ただ私は、テキストを開かずに見たいページを探したかったので、このやり方がやり易かったです。

 

重要なポイントは蛍光ペンでマーカーを付ける

テキストには「重要」と書かれてある箇所があるので、そこを蛍光ペンでマーカーをします。

あとは、理解が不足している論点や、なかなか覚えられなかったり間違えやすいと感じたところもマーカーをしました。

こうすることであとから復習する際に役に立ちます。

 

③問題集を解く

テキストを2周読んだら、問題集を解いていきます。

問題集も「スッキリとけるシリーズ」です。

私は平日はなかなかまとまった時間が取れなかったので、

  1. 朝の通勤時間(電車)でテキストを読む
  2. 朝読み終わった論点の問題を仕事の昼休み(約30分ほど)に解く
  3. 帰宅時の電車でまたテキストを読む
  4. 夜子供が寝てから問題集を解く

というスタイルでやっていました。

テキスト1冊を全て読み終わってから問題集に取り掛かる方法もありますが、私は読んだところは忘れないうちにすぐに復習したかったので、少しずつ区切って読み終わった論点だけ問題集を解くという方法にしていました。

これは自分に合ったスタイルでやっていけばいいかなと思います。

 

あと、問題集を解くうえで、「この論点は完璧!」と自信のある問題についてはOKの印を付けていき、逆に間違えた問題や「これは心配・・・」という問題については、★マークなど印を付けておきます。

日商簿記2級と範囲が被っているところが多いので、1度だけ解けばいいかなという問題は結構ありました。

かかった時間は、1日30分~1時間30分ほどの勉強を約2週間ほど続けて、合計13時間ほどでした。

 

そして1周解き終わったら、2周目を解いていきます。

時間短縮のため、1周目で「OKの印」を付けたところは飛ばして、それ以外の問題を解き進めていきます。

間違えたところは、すぐにテキストに戻って確認。

1周目では全く理解できなかった問題も少しわかるようになりますが、まだまだ理解が足りない状態です。

でも、この段階ではまだそれで大丈夫です。

 

2周目にかかった時間は5日間で約6時間ほどで、1周目の半分くらいでした。

 

④過去問題集を解く

2周問題集をやってみてまだ間違える問題・不安な論点もありましたが、気にせず過去問題集に取り掛かります。

使用したのは、テキストと同じTAC出版の「合格するために過去問題集」です。

こちらも日商簿記2級の時に使用していたので、私は迷わずこちらを使いました。

こちらのおすすめポイントは

  • 本試験の解き方や大問対策などの攻略テクニックが参考になる
  • これ一冊で合格レベルまで到達できる
  • 収録数が多いのでたくさん問題を解ける

過去問題集をどれにするか迷ったらこちらを買えば間違いないと思います。

 

まずは1周目を解いていきますが、1周目では合格点に行かないかもしれませんが焦らなくてOK!

何度も解いていくうちに過去問の傾向が見えてくるので、回数を重ねるごとに過去問の形式に慣れて点数が取れるようになってきます。

ちなみに私が最初に解いた過去問(16回)の点数は、64点でした。

合格点に届かないのは予想通りです(笑)

でも、日商簿記2級の時はもっと低かったので、最初の過去問で合格点まであと一歩というところまで点数が取れたことは自信につながりました。

 

建設業経理士2級の過去問を解いてみて感じた試験問題の特徴としては

  • 基本的な問題が多い(極端に難しいまたは捻った問題は出ない)
  • 同じような問題が毎回出題されている(特に第5問は毎回精算表が出題され論点も似ている)

日商簿記2級ホルダーなら、難易度は低く感じるかと思います。

ということで、建設業経理士2級に合格するために一番大事なことは、過去問を何度も解くことです。

今回私は問題集を2周しましたが、時間がなければ1周にしてその分を過去問に時間を使った方がいいです。

 

参考として、私の過去問13回分(直近の試験問題含む)の点数を載せてみます。

 

回数 点数
16回 1回目 64点
2回目 100点
17回 1回目 79点
2回目 93点
18回 1回目 85点
2回目 86点
19回 1回目 86点
2回目 100点
20回 1回目 97点
2回目 93点
21回 1回目  77点
2回目  97点
22回 1回目  82点
2回目  85点
 23回 1回目  96点
 2回目  87点
 24回 1回目  79点
2回目 93点
25回 1回目 74点
2回目 94点
26回 1回目 94点
2回目 100点
27回 1回目 97点
2回目 98点

1回目こそ合格点には届きませんでしたが、それ以外は合格点の70点以上が取れています。

また、最終的には13回分を2周していますが、1周でも十分合格点に届いていることがわかります。

 

私は、試験日の24日前から過去問題集に入りましたが、2周分解くのに結構ギリギリだったので、試験の1か月前くらいから取り掛かるのがちょうどいいかもしれません。

 

⑤最後は苦手な論点の見直しをする

試験直前は、苦手な論点や過去問で間違った論点などの見直しをします。

私の場合はあまり時間が無かったので

  1. 間違えた仕訳問題を解く
  2. 理論問題を解きなおす
  3. テキストの重要ポイント(付箋を貼った部分)の見直し

を直前にやりましたが、もう少し時間があったら、過去問題集の「攻略テクニック編」の第1問~第5問対策問題をやりたかったです。

 

まとめ

日商簿記2級ホルダーが建設業経理士2級を取得する場合、独学なら40時間~60時間ぐらい勉強すれば合格できるのではないでしょうか。

また、進め方は以下の通り。

  1. テキストを読む(1~2周)
  2. 問題集を解く(1~2周)
  3. 過去問題集を12回分解く(1~2周)

勉強時間の配分としては、①と②で50%、③で50%でした。

建設業経理士2級は過去問題集が一番重要ですので、時間が無い場合は過去問題集をとにかく解きまくるのが合格への近道だと思います!

-建設業経理士

© 2021 もちみブログ Powered by AFFINGER5