先日テレビをDIYで壁掛けにしましたが、そこで気になってくるのはテレビ台はどうしよう?という問題。
テレビを壁掛けにしたなら、できればテレビ台も浮かせてすっきりしたいなと。
でも、どうやって壁掛けにしたらいいの?という疑問が。
いろいろ方法はありますが、素人ができる範囲でフローティングテレビボードのdiyに挑戦してみたのでご紹介します。
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フローティングテレビボードにする3つの方法
いろいろ調べてみた結果、テレビ台を壁掛けにする方法については以下があるようです。
- 新築時に住宅メーカーに頼む
- フローティング用のテレビボードを購入し業者に取付を依頼する
- DIYで壁に取り付ける
新築時に住宅メーカーに頼む
注文住宅の場合は、家を建てる時にハウスメーカーさんに依頼すると、希望通りの壁掛けテレビボードを取り付けてくれるようです。
しかも配線も壁の向こう側に通して見えないようにしてくれるので、見た目もスッキリしていいですよね。
これから家を建てようと思っている方はぜひ検討してみてください。
残念ながら私は住宅を購入済みなので、別の方法を考えなければなりません。
フローティング用のテレビボードを購入し業者に取付を依頼する
フローティング用のテレビボードを購入し、取り付けは業者さんにお願いする方法です。
自分の好みのテレビボードが見つかれば、手間もかからないし楽ですがデメリットとしては、
- フローティング用のテレビボードはそここそ値が張る
- 業者さんに施工してもらうのに費用がかかる
ということが挙げられます。
私の場合は、出来れば費用をあまり掛けたくないというのが希望ですのでこの方法は厳しいかな・・・。
DIYで壁に取り付ける
ということで残すはDIYで取り付ける方法です。
私の希望としては
- 棚受けが目立たないテレビボードがいい
- 費用を最低限に抑えたい
というのがありましたので、どういった方法があるのかいろいろ調べてみました。
普通の床置きテレビ台を壁に取り付ける
自宅にある床置きのテレビ台を、ネジで壁に止めて浮かせる方法です。
テレビ台を新たに買わなくて済むので、もし今使っているテレビ台が気に入ったデザインでしたらとてもいい方法だと思います。
ただ私は、今使っているテレビ台は賃貸住まいの時に色をあまり気にせず購入したため、統一感を出すために新しいテレビ台に変えたいと思っていたのでこの方法は却下となります(笑)
板を壁に取り付けてフローティング棚を作る
ホームセンターやネットなどで板を2枚購入して、壁に取り付けて棚にする方法です。
今まで棚は何度かDIYしてきたので、その方法でやれば棚は作れると思います。
ただ、やはりその方法だと、棚柱や棚受け金具が見えてしまうんですよね。
できれば、板だけ見えるように設置できないだろうか?と色々試行錯誤した結果・・・。
やはり今の自分のDIYの知識と、手元にある工具では難しいという結論に至りました(笑)
希望としては、このように隠せる棚受けを板に取り付けて棚を作れないかなと思っていました。
ですが、このような金具は板の厚さが2cm以上となっていて、すでにこの時点でホームセンターで1.5cm厚さの板を購入していたため諦めました(泣)
それに、穴を空けるのも真っすぐ空ける自信がなかったので(真っすぐに開けるための工具もあるようですね)、いつか機会があったら他のところでやってみたいと思います。
他に考えたのは、このような棚受けを付ける方法。
L字金具は特に、目立たなさそうでいいなと思いました。
ただ、重いものを乗せるとしならないか?という強度の面での不安があったので、なかなか購入までに至らずにいました。
ということで私が結局やったのは、棚柱と棚受けを使って可動棚を作る方法です。
これは何度か別の場所でも作っていたので、強度も使いやすさもわかっていたのが決め手です。
こちらは洗面所の棚取り付けの時に使いました。
可動棚のメリットとしては、
- 棚の高さが変えられる
- 取り付けが簡単
逆にデメリットとしては
- 棚柱が見える
- 壁にピッタリ付かない(棚柱分の隙間が空く)
というのが挙げられると思います。
でもよく考えてみると「棚柱が見える」については、収納ボックスなどを置いてしまえば目立たなくなるかなと。
「壁にピッタリ付かない」についても、これはやってみてわかりましたが、隙間に配線を通せるので板に配線用の穴を空けずに済むのが良かったと思いました。
文字だけだと分かりにくいと思いますので、写真を載せます。
こんな感じで、棚柱の厚み分の隙間が空くので、その隙間に配線を通すことができます。
DIYでフローティングテレビボードを付ける方法
それでは、フローティングテレビボード(可動棚)の取付方法をご紹介します。
用意するもの
- 棚用の板×2枚
- 棚柱×2本
- 棚受×4個
- 電動ドリルドライバー
- 水平器
棚用の板
こちらはホームセンターで、横1820mm×高さ300mm×厚さ15mmのパイン収集材を2枚購入し、横を1500mmに無料でカットしてもらいました。
金額は、1枚3,000円弱だったと思います。
棚柱と棚受
今まで私が使ったことがあったのは、
- 上で紹介したROYAL(ロイヤル)というメーカーのチャンネルサポート(棚柱)とウッドブラケット(棚受)
- スガツネ(LAMP)というメーカーの棚柱と棚受け
の2種類です。
どちらも使いやすかったのですが、今回取り付ける棚の高さにあった棚柱がどちらもなかったんですよね。
あまり長いと目立ってしまうので、出来れば短めのものが欲しかったのです。
ということで調べたところ見つけました。
和気産業のピラシェル棚柱という商品です。
こちらは30cmの短い棚柱があったので、私の希望する棚の高さにぴったり!
あとは、ピラシェル棚受もセットで購入しました。
ちなみに、商品説明には書いてなかったのでネジも用意しないとと思ってましたが、
棚柱、棚受け用のネジがそれぞれ付属されていたのがうれしかったです。
板を塗装する
そのまま使っても良かったのでですが、少し色を濃くしたいと思い塗装をしました。
使った塗料はワトコロイルのナチュラルです。
200mlで足りるか少し心配でしたが、2度塗りでちょうど使い切るぐらいの量だったので良かったです。
やすりは、240番の紙やすりと400番の耐水やすりを用意しました。
ホームセンターで1枚100円以内で購入できます。
最初に、240番でやすりがけをしたら、気粉をウエスでしっかりとふき取ります。
そして、刷毛にたっぷりオイルを付けて1回目を塗り、30分ほど乾かします。
ワトコオイルは始めて使いましたが、さらっとしてて伸びもいいので塗り易かったです!
オイルをウエスでふき取り、2度目を塗ります。
オイルが乾かないうちに、400番の耐水やすりで削ったら、24時間乾かします。
乾かしている間に2回ほどウエスでオイルをふき取りました。
完全に乾いたら完成です。
光の当たり具合によっても見え方は違ってきますが、塗る前と塗った後での色の違いはこんな感じ。
ほんのり色付く程度ですね。
もう少し濃くても良かったかな?と思ったので次は別の色も試してみたいです。
下地の位置を探す
テレビの壁掛けの時と同様、下地の位置を「下地どこ太」を使って探します。
下地を見つけたら、マスキングテープで印をつけます。(ピンクのテープのところ)
テレビの端から端まで、3本の下地が入っていることが確認できました。
(右側は貼ってなくて分かりづらくてすみません・・・)
ピラシェル棚受けの説明に「90cm以内の間隔で付ける」と書いてあり、
左の下地から右の下地までが80cmぐらいでちょうど良かったので、2か所に取り付けることにしました。
棚柱を壁に付ける
棚柱の取付位置を決めたら、ネジを指して穴を空ける位置に印をつけます。
水平器(スマホのアプリを使用)を使いながら、下の穴の位置も印をつけます。
印を付けたところを、電動ドリルで穴を空けます。
ドライバーでネジを締めます。
棚を乗せて水平を確認しながら、右側の棚柱も取り付けます。
ちなみにこちらの水平器は、テレビの壁掛け金具に付いていたものです。
棚柱を2本取り付けました!
板に棚受けを付ける
棚受けを棚柱に差し込み、奥側のネジ穴の位置に印をつけます。
貫通しないように気を付けながら、電動ドリルで穴を空けます。
※1か所貫通させてしまいました・・・(初心者あるある?)
ネジを途中まで締め、垂直になっているか確認しながら、ほかのネジ穴にも印をつけます。
印を付けたところに穴を空け、ネジを締めます。
ちなみに棚受け1本につき全部で6か所ネジ穴がありましたが、そこまで付けなくてもいいかな?と思い(あくまで自己判断です)3か所だけネジ止めしました。
棚を棚柱に取り付ける
棚柱に棚を取り付けて完成。
とりあえず自宅にあった無印のバスケットボックスを置いてみましたが、いい感じで棚柱が隠れています!
あと、電源タップやコード類もカゴに収納してスッキリしました。
ただ、テレビから下に垂れ下がっているコードが見えてしまっているので、こちらはもう少し改善の余地ありです。
最後に
今回、費用としては1万円以内で取り付けることができました。
棚受けもあまり目立たないし、何といっても床にぐちゃぐちゃに置かれていたコード類がすっきり収納できたのはうれしいです。
板をもう少し厚いものにすればよかったかな?という多少の後悔ポイントはありますが、今のところはこの形に満足しています。
もし、フローティングのテレビ台をDIYしたいという方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。