私の家は中古の建売住宅ですが、収納スペースと棚を取り付ける支柱は付いているものの、肝心の棚が付いていませんでした。
調べてみると、アーネストワンの棚はオプションで付けるようで、全部の部屋につけるとなるとかなりの金額になるとか。
もしかしたら前の住人の方もそれが理由で付けなかったのかもしれませんね。
せっかく収納スペースがあるのにそのままにしていてはもったいない!
ということで、棚をDIYしてみることにしました。
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アーネストワンのパントリー・クローゼット
この写真はキッチン横にある収納スペースですが、同様のクローゼットがほかにも3か所あります。
写真のように棚柱(レール)がもともと付けられていましたが、肝心の棚がついていませんでした。
棚についてはアーネストワン建売住宅のオプションのようで、前の住人の方はオプションを付けなかったと思われます。
調べてみると、棚板1枚あたり結構な値段がするようですね。
それなら、付けずにそのまま使う方がいるのも納得です。
アーネストワンのパントリー・クローゼットのスペースを上手に使う方法
棚が無いのでは、せっかく広い収納スペースがあっても有効利用することができません。
そこで、収納スペースを上手に使う方法としていくつか考えてみました。
エイワンプラスのフリーラック
一番簡単は方法は、アーネストワンのレールに合う棚板を購入する方法です。
調べてみると、飯田グループのエイワンプラスさんで「フリーラック」という商品で販売されています。
https://www.aone-plus.com/products/freerack.html
服などの収納スペースとして使用する場合は、パイプ付き棚板も売っているので便利ですね!
ただ、やはり純正品は値段がお高い印象です。
私としてはもう少し安く済ませたいのが本音・・・。
ラックを収納スペースに設置
メタルラックを購入して、収納スペースに設置する方法です。
サイズが合えば一番費用も抑えられるし、手間もかからないので良いかなと思います。
ただ、私としてはInstagramで見るようなパントリーに憧れがあり、見た目もナチュラル系にしたかったので迷いました。
可動棚をDIY
最後の選択肢はDIYです。
純正品ではないですが、スガツネのLAMPという商品がアーネストワンのレールに合うようなので、
そちらを購入し、通販やホームセンターで買った板に取り付けて棚を作る方法です。
板に塗装をすれば自分の好みの色や雰囲気にできるし、費用も純正品の半額くらいに抑えられそうです。
それならもうDIYするしかないでしょ!
ということで、早速準備して作業に取り掛かります(笑)
アーネストワンのパントリーに可動棚をDIYする方法
用意するもの
- 横800×奥行400×厚さ15mmのパイン集成材を10枚
- 棚受:20本
- 紙やすり
- M3×25mmの小ねじ:60個
- 電動ドリルドライバー
パイン集成材板
棚用の板については、近くのホームセンターで安価なパイン集成材を購入しました。
棚板のサイズ(奥行)についてはかなり迷ったのですが、
あまり長すぎても使いづらいだろうし、
無印の収納ケース類を余裕を持っておきたかったので
- 横820×奥行400×厚さ15mm
というサイズにしました!
ちなみにパントリーのサイズは横1660×奥行820mmで奥行はかなり余裕があります。
板は長さ1820mmのものを820mm×2枚でカットしてもらい、全部で10枚用意しました。
カットは無料でしてもらえるのでありがたいですね。
棚受
棚板1枚につき2本必要なので、10枚分で10セット(20本)用意しました。
10,000円以上だと送料無料なのでちょうどよかったです(笑)
紙やすり・ネジ
こちらもホームセンターで購入しました。
ネジは板に穴を空けて(貫通させる)上から差し込みナットで棚受けを止める方法にしたので、長めのものを購入しました。
ポイント
この方法だと板の上からネジが見えるので、ネジが見えないほうがいいという場合は、板より少し短めのネジを買って板の下からとめる方法がいいと思います。
電動ドリルドライバー
DIYについては超初心者なので最初から良いものは使いこなせないと思い
ホームセンターで初心者用の2,000~3,000円ぐらいの安価なものを購入しました。
紙やすりで研磨する
ホームセンターで購入したもので最初から綺麗に加工されているので、
表面は特になにもせず、側面のみ研磨しました。
本来ならやった方が仕上がりはいいかもしれませんが、そこまでこだわらないので良しとしました(笑)
やすりは180番→240番を使用しました。
棚受けを取り付ける
最初に棚受けをレールにはめ込み、その上に板を載せてネジ穴の位置に鉛筆で印をつけます。
電動ドリルで下穴を空けます。
表側からネジを差し込み、裏側にワッシャー→ナットの順に軽く取り付け、いったんレールにセットします。
最初にガッチリ止めてしまうとレールの穴とズレてハマらない事があるので、セットして位置を確認してからネジをしっかり固定します。
これを10枚分ひたすら作ります。
地味な作業ですが、楽しかったです!
棚板をレールに設置する
棚受けの位置(高さ)を決めて、レールの穴に棚受けを差し込みます。
棚受けだけだとグラグラしましたが、板をのせることでガッチリと固定されました!
横からみるとこんな感じです。壁と棚との間にレール分1cmぐらいの隙間があいています。
この隙間をなくす方法もあるみたいですが、板を切らなければならず手間がかかってしまうのと(ノコギリを持っていないので(笑))、
私はとくに隙間があっても問題ないのでこのままにしました。
というわけで完成です!
かなりしっかりした棚で、見た目もナチュラルで自分好みの棚が作れました!
今回はキッチン横の収納スペースだけですが、時間があるときにほかのクローゼットにも棚を作りたいと思います。
最後に
今回かかった費用については以下。
- パイン集成材 @3,680円×5枚=18,400円
- ネジ(7本入) @約100円×9個=900円
- 棚受け(左右セット) @1,162円×10個=11,620円
合計:30,920円
純正品を買った場合、棚板1枚につき約6,000円×10枚=60,000円なので、DIYすることで半分ぐらいに抑えることができました。
作る手間を考えると純正品を購入した方が楽ですが、
少しでも費用を抑えたいという方はDIYを検討してみてはいかがでしょうか?